Curry on Mars ?

Lizzo / Cuz I Love You

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1988年生まれ、僕と同い年のシンガー・リゾによる3枚目のアルバム。

なんて言いながら、インスタグラムで流れてきたPVを偶然見るまでは、この人の事は全然知りませんでした。

強烈なビジュアルもさることながら、最高にゴキゲンなリードトラック「Juice」を聴いた瞬間、完全にハートを鷲掴みにされてしまいました!

 

全体に80〜90年代のポップスの空気や、オーセンティックなソウルミュージックのマナーを漂わせながらも、ヘヴィなビートや音圧は間違いなく現代のそれで、各時代のいいとこ取りをしたサウンドがめちゃくちゃカッコいいです。


「わたし泣いてんの。アンタを愛しているから」という切ない歌詞に反してソウルフルな歌声とヘヴィな演奏が乗るギャップがイカしたオープニングナンバー「Cuz I Love You」。

スキーター・デイヴィス「End of the World」を思わせるアルペジオをバックに、メロウでいながら畳み掛けるようなボーカルがグッとくる「Jerome」。

そして先に述べた「Juice」。どこか懐かしいシンセの音色、カタいビートによって生み出される凶暴なまでのグルーヴ、そしてキャッチーなサビが最高に気持ちよく、個人的には2010年代屈指の名曲だと思います。

上記の3曲、めちゃくちゃイケてます!

 

ひたすらメロディとグルーヴに浸れ、パワーをもらえる良盤です!

ぜひご一聴ください!!