Curry on Mars ?

2019年私的ベストアルバムTOP10

かなり今更になってしまいましたが、ツイッターやインスタグラムには載せていた2019年のベストアルバムを、動画&コメント付きでご紹介したいと思います。

先にレビューを書いていたものは、そのリンクも貼ってあります。

洋楽邦楽ごちゃ混ぜです!それではどうぞ!

 

10. CHAI / PUNK

能天気な雰囲気ながらも胸を打つメロディとパワフルな演奏が魅力的。

海外での評価の方が高い印象ですが、国内でもしっかり人気を獲得しており、こういうインディバンドがウケるってのは非常に痛快であります。

https://dj-dagobah.hatenablog.com/entry/2019/03/12/113347

 

 

9. CARRY LOOSE / CARRY LOOSE

パン・ルナリーフィがついにアルバムをリリースできたという事が既にエモい。

中途半端にキャッチーでエモーショナルな2曲目がとにかく好き。

WACK作品には珍しく(むしろ初?)松隈ケンタが絡んでおらずSCRAMBLESの面々が作曲やプロダクションを担当。バラエティに富んでいる反面、雑多で荒削りな印象も受けるので、今後の洗練に期待したい。

とにかく今、一番ライブを見たいアーティストの1組。2020の目標にパンルナとのチェキ撮影を加えた。

 

 

8. GANG PARADE / LAST GANG PARADE

ツイッターを見ていただいている方ならご存知かと思いますが、2019年自分が一番金を使ったのがこのギャンパレ。いまWACKで最も勢いがあるのも彼女たち。

前作「GANG PARADE takes themselves higher !!!」の逆境に立ち向かう感じがかっこよすぎて、そこと比べるとどうしても余裕でこなしてる感が出てしまう。

作品自体は良いのだが、胸を打つ熱さが弱い。

メジャーデビュー作である次作「LOVE PARADE」も同様の感想。

とかなんとか言いつつ、今年も金を使わせていただく予定。

https://dj-dagobah.hatenablog.com/entry/2019/02/09/011948

 

 

7. Lizzo / Cuz I Love You

とにかく「juice」のカッコよさ。めちゃくちゃ気持ちいいです。

https://dj-dagobah.hatenablog.com/entry/2019/10/20/100702

 

 

6. Mega Shinnosuke東京熱帯雨林気候

ワンパクだけどニヒルDIY少年といった感じで、今時っぽい。

サウンド渋谷系USギターインディ的な匂いのする90年代ローファイ風味で、これまた今っぽい。

打ち込みの楽曲で勝負してくる若いミュージシャンが多い中、洋楽のインディロック的サウンドを鳴らす子が出てきたことに、もうオジさんの領域に入ってしまった僕はグッときています。

 

 

5. 始発待ちアンダーグラウンド / 始発待ちアンダーグラウンド

ジャケの時点でドイツ感というか、ニューウェーブの雰囲気が漂っているのだけど、音源そのものも、謡曲風のメロディにジョイ・ディビジョン的なリフとビートを乗せて、ニューウェーブ的なアプローチを持たせた曲が多いです。

まんまベルヴェッツ「サンデーモーニングなオケにポエトリーリーディングを乗せた「外にいた青」、60代ガールグループ的な「HELP ME」、サザン「真夏の果実を彷彿とさせる胸キュンメロディが泣ける「指先未来予想図」が個人的にヤバいです。

メンバーのビジュアルも良いです!

僕は、鼻にかかった声と脱力した歌い方がキュートなオクヤマ・ウイちゃん推し!

 

 

 

4. BiSH / CARROTS and STiCKS

初期の楽曲が持っていた、切なさや虚しさをバネに前に進もうとするエモさを取り戻した傑作。思わず涙が出ました。

https://dj-dagobah.hatenablog.com/entry/2019/07/13/002728

 

 

3. カネコアヤノ / 燦々

フォーク感のある哀愁漂うメロディや、瑞々しくも太さのある声に、2010年代の金延幸子という印象を受けた。どこか投げやりな歌い方や独特の言葉選びは田中茉裕も思わせる。

とにかく素晴らしいアルバム。今までチェックしていなかったのを本当に後悔しました。

 

 

2. THE YELLOW MONKEY / 9999

再結成から約3年、ようやく世に放たれた新作。

それだけで感動的なのに、しっかりと良い物を作ってくれたことにさらに感激。

これまでのイエモンを総括し、新たな旅立ちを歌う一曲目「この恋のかけら」が素晴らし過ぎて、もはや出オチ。最高です。

https://dj-dagobah.hatenablog.com/entry/2019/05/19/020348

 

 

1. GLAY / NO DEMOCRACY

2010年代最後の年に、やっと素晴らしいアルバムを持ってきてくれました!

全盛期ばりに歌いまくるギター、耳に残るメロディ。GLAYはこうでないと。

ちょっとだけ社会派な空気も持たせ、大人な作品にも仕上がっています。

J-POP好きも、インディロック好きにも聴いてもらいたい作品。

https://dj-dagobah.hatenablog.com/entry/2019/11/10/010734

 

洋邦ごちゃまぜと言いながら、洋楽はLizzoのみ(笑)。
ここ数年は本当にJ-POP的なものとアイドルに惹かれておりまして、この傾向はまだまだ続きそうです。
ただ今年はこの数年の中では良い作品との出会いが多く、もっともっと載せたい作品もありました!
2020年、すでに2月に入ってしまっていますが、さっそく良い作品出てます!
今年はもう少しペースアップしてレビュー書いていきたいと思っておりますので、2020年もよろしくお願い致します!